hyoubutter
ABOUT
NEW
TEXT
BLOG
twitter
ANOTHER
OFFLINE
LINK
MAILFORM



 
 
 
 

 
 
公園
 - ice cream -
 

BACK TEXTPAGE
OLD CONTENTS
NEXT CONTENTS



 アイスを買いにいかないと。
 真木がそう思う理由を作り出したのは澪でもカズラでもなく、兵部だった。朝目が覚めて一番に言った言葉が。
「アイスが食べたい」
 ……だったので、冷蔵庫を調べた結果買い置きがないとわかると、とたんにごねだした。
「アイスーアイスー!」
「子供ですか!」
 実際子供気分を味わって遊びたいだけなのだ、兵部は。それを知っているから真木も布団にくるまったままばたばたと手足を動かす兵部に対してハイハイと子 供をあやすように接することにする。
「わかりました。買ってきますから少し待って……」
「やだ。僕も行く」
「……」
 こうなると何を言っても無駄なのは嫌というほど分かっていた。
 なるべくため息をつかないように注意しながら、パジャマは嫌いだからと前夜は何も着ないで寝てしまった兵部に、学生服一式を取り出して手渡す。大人しく 袖を通したのを見て、真木もまたスーツを着込むが、ネクタイはさすがに前日と同じものだとバレてしまうだろうからこのまま兵部の部屋に置いていくことにす る。
 にしても、兵部の味覚が本人が思っている以上に甘党であることを真木は知っていたが、アイスが好きだとは知らなかった。せいぜい夏祭りのかき氷くらいし か食べているのを見たことがない。
 そんなことを考えながら襟を開襟風に整えていると兵部が準備を終えたので、二人で部屋を出る。まだ誰も起きて来ないような時間だから人目はそれほど気に しなくていい。
 カタストロフィ号から出したクルーザーを駆ると、早朝だからというのと海の上というのが相まって心持ち肌寒いが仕方ない。船は沖合に停泊していて岸につ けていないし、フリーザーはこのクルーザーにしかついていない。
「気持ちいいね、風が」
 朝日を浴びて風に揺れた髪が美しく光る。満足そうな表情と相まって思わず見とれそうになって、クルーザーの運転に集中することにする。
「冷やさないように気を付けてください」
「わーかってるよ。心配性だな、真木は」
「昨日はその…久しぶり、でしたから。無理をさせたくはありません」
「無理、ねえ」
 にんまりと笑われて、つい頬が熱くなる。
 久しぶりに抱く兵部の身体はあまりに蠱惑的で、後半はもう記憶を飛ばしてしまうほどに暴走してしまった。当然、それを享受していた兵部のほうに負担がか かったのは想像に難くない。
「君がそう言うからテレポートじゃなくてクルーザーにしたんじゃないか」
「ですが」
 本人は隠しおおせているつもりのようだが、兵部の身体は弱い。長い間無理を続けてきた身体はすぐに発熱したり、なかなか熱がひかなかったりと真木をハラ ハラさせている。
「具合が悪くなったりしたら言ってください。すぐ戻りますから」
「その時は君より早くテレポートでカタストロフィ号に帰ってみせるよ、心配しないで」
 クルーザーは一定の速度を保ちながら、朝日の中を陸に向かって進んでいった。

 早朝の公園を、まだ強くなっていない日差しを避けて横切って歩いている時に、兵部の肩が真木の肩に当たった。
「少佐!」
「……ちょっとフラついただけだろ。大げさだよ、真木――おい、こら」
「熱はないみたいですね」
 兵部の額にあてていた手を下ろした真木を、兵部は不本意さのあまり睨め付ける。
「君のせいだろ、僕の体がだるいのは。なにしろゆうべの君ときたらやたらがっついて――」
「わーっ!」
「まぁ、そんな君も悪くなかったよ?」
「はぁ……」
 ため息まじりに曖昧な相づちを打っている真木に、また兵部はムッとして詰め寄った。
「まさか反省してるとかじゃないよね」
「反省、……してます」
「やれやれ」
 兵部は肩を竦めると、歩みを止めて項垂れてしまった真木の顔を覗き込む。自分の顔を近づける。頬に頬をすり寄せると、自然な仕草で唇にキスをした。 
「っ!こ、こんな場所で、少佐っ!」
「嫌だった?」
「嫌じゃないですけど……」
「?」
 それきり顔を横向けて口を覆ってしまった真木に、思考停止の兆候をみとめてそれ以上の追求をやめる。
「昨夜のことだけど、僕は本当に嫌なら君なんかすぐ吹き飛ばしてしまえるし、それをしなかったっていうコトの意味はわかるよね」
「はい、まあ」
 口を覆う手のせいでくぐもった声になる真木に、兵部は更に詰め寄り、互いの距離をほんの数センチまで縮めた。
「たまに強引だったりしてくれた方が、僕は嬉しい――求められてるって実感できるから」
「今、は?」
「?」
 ふと気付くと真木が口を覆っていた手を兵部の肩にのせて、まっすぐこちらを見ている。そしてその視線がやけに熱っぽい。
「今、強引にしたらどうします?」
「え?――んっ」
 肩に乗っていた手が腰に回ったかと思うと引き寄せられて、強引なキスを与えられる。
「ん――真木っ――」
「この位は?」
 唇を離して呟いたかと思うと今度は舌が兵部の口内を激しく嬲っていく。頭の芯がしびれてしまう。何も考えられなくなる。
「――、ふぁ、っ――ン……」
 気付くと真木の腕に身体を預けて、すっかりあがってしまった呼吸を整える自分と、それを見つめる真木とが公園に佇んでいる。他に人影はない。
「……こんな場所って言った本人のくせに、何恥ずかしいことしてるのさ」
「じゃあ場所を変えましょう」
 一瞬の出来事だった。兵部の身体を支えていた逞しい腕が足の下にまわされたかと思うと、そのまま両腕の力だけで抱き上げられてしまったのだ。
「真木!?」
 兵部の問いかけにも答えず近くの茂みへと兵部を運び、真木が兵部の身体を柔らかい芝生の上に下ろした。と、そのまま真木が覆い被さってきた。
「何するのさ、真木!」
「たまには、強引にされたほうがいいんですよね」
 言ったそばから兵部の両足を割るようにのしかかってくると、今度は首筋に噛みつかんばかりにキスされる。
「んっ――」
 まさか、という思いがある。あの真木に限ってそんな非常識なことはしないだろう。このままここで行為に及ぶなんてことは。
 そんな予想も空しく、真木が兵部のベルトのバックルを外しにかかる。
「嘘、ちょっと待って」
 常識人の真木――だが、時折真木が常識の壁を破る時がある。そしてそれは間違いなく自分が絡んでいるときであることを兵部はよく知っていた。知っていた はずなのに。
「昨日の今日であんなに身を寄せてくるなんて、無防備ですよ」
「悪いのは僕かい?」
「そうです」
 すっぱり言い切られて言葉が出てこない。
「わかったよ」
 諦めて学ランに手をかけ、自分でボタンを外す。全ての主導権を真木が握っているのはなんとなく癪な兵部の、ささやかな反抗のつもりだったが。
「……」
 思わず手を止めてしまいそうになった。真木が、あまりに嬉しそうに微笑んできたから。
「……絶倫野郎」
「何とでも言っていただいて構いません」
 兵部が叩いたへらず口も、決意を決めた真木の強い視線の前では、何の役にも立ちそうになかった。

 真木が自分のジャケットを背に敷いて改めて兵部を横たえると、今度は羽でくすぐられるような優しいキスが次々と振ってきた。額に、瞼に、頬に、そして首 筋から、ボタンの開いたシャツの胸元へ。
「んっ……」
 三番目のボタンを外される時に素肌に触れた真木の指先の感触に身がすくむ。それを見越して、ボタンを外すとその場所を執拗に舌で玩ぶ。
「ん……ふ、ぁ、真木っ……」
「声を上げないでくださいね――ほら」
 言われてみれば、遠くから人の気配を感じる。その子供特有の甲高い声は次第に近づいてきて会話の内容までわかる。
「今日は俺達が一番かなあ」
「早く行こうぜ、ラジオ体操」
 もう夏休みが始まっているのだ。どうやらこの公園がラジオ体操の会場というわけではなさそうだが、手早くすませなければと思った直後に、自分が真木の行 為を嫌っていないことに思い当たってしまった。しかも、真木の手は止まらない。
「っ!」
「声をあげたら、聞かれてしまいますよ」
 そうは言ってもバックルを外されボタンも開かれて露わになったところに、下履きの内側へ手を差し入れられると声を上げずにはいられない。
「もう半勃ちですね」
「言うなっ……恥ずかしいだろっ…!」
 なるべく声をあげずに、とは思うのだが羞恥で真木を咎めずにいられない。
 なのに真木は妙に落ち着き払った態度で兵部をクスリと笑う。
「昨日の貴方は、もっと恥ずかしいことを自分から進んでしてましたよ」
「……!あ、っ!」
 睨み付けようとした所に、真木に握られた兵部自身の裏側をなぞるように強めに扱かれて息が止まる。
 真木がわざと羞恥心を煽っているのはわかっていて、文句の一つも言いたいところなのに、その指で唇で巧みに責めてくるから思った通りに振る舞えない。
 あっという間に下履きごと脱がされると、足の付け目から割れ目に沿って兵部の秘部に真木の指が届く。
「ちょっと、まだ早いっ……」
「挿れませんよ。それとも本当は挿れて欲しいですか?」
 言い放たれて、首筋を強めに吸われる。肌の表面を走る小さな刺激さえも波紋となって性欲を煽っていく。同時に兵部の一番恥ずかしい場所をぐるりとなぞる ように指先で愛撫されて、ぴりぴりとした快感が太股の内側を細波となって広がっていくのが分かる。
「あ……うン……んっ?」
 喉を反らして荒く呼吸していたら、真木の指が兵部の口腔内に入り込んできた。
「濡らしてください、舐めて」
「う、ん」
 普段なら屈辱的な仕打ちすら、今の兵部は喜んで受け入れる。真木の長い指に音を立てて舌を絡め、唾液をまとわせる。
「もっと濡らしてください……そう」
 いつの間にか握りしめていた真木のシャツの背中の生地を握り込むようにして、兵部のそれに比べると大ぶりで逞しい身体を無意識に引き寄せる。 
「もういいですよ」
 気付くと、口内から真木が指を抜き出した後も貪るように舐め続けてしまっていた。
「あ……」
 改めて羞恥が心を支配するが、それも一瞬だった。
「あ、ああっ!」
 身体に電流が奔る。兵部の唾液で濡れた指が、兵部の秘部へと入り込んでいく。うねるような性の快感に、無防備に泣き叫びそうになる。
「駄目ですよ、静かにしないと」
 途端に空いているほうの手で口を塞がれた。
「ん、んんっ……あ……」
 分かっていても、真木の指先の早急な動きに、声が勝手に出てくるのだ。しかも普段の真木なら決してやらないであろう、いきなり指を二本とも使って兵部の 中へと入り込ませてきている。
「ゥ――っ、」
 普段よりも早くに与えられた快感と重圧とに身体が悲鳴を上げる。痛みとも快楽ともつかないこの熱を口から逃がしたいのに、真木に押さえられてしまっても うどうしようもない。じわりと生理的な涙が目に浮かび、一筋零れ落ちていった。
「人が来ます。静かにして下さい」
 やけに冷静な声で言われて、ここが二人だけの寝室ではなく公衆の屋外であることをぼんやりと思い出す。羞恥心が頭をもたげる前に、真木が指を更に奧へと 進めてくる。
「ぁ、ん、んんっ…」
 真木は兵部の口を押さえる力を増しながらも、同時に兵部の中を指で犯しだす。今声を上げたら、すぐ近くを歩いている気配の持ち主に気取られてしまう。必 死で息を殺すのに、兵部の努力を嘲笑うかのように真木は指の抽送を始めた。
「ぁあ!」
 大きく仰け反って、真木が押さえていた兵部の口の枷が取れる。
「――のまちゃん、今何か言った?」
「ううん、聞こえなかったよ」
 子供達がすぐ脇を歩いていく気配がする。
「――っ――!」
 ぽろぽろと涙を零しながら兵部は必死で声を殺した。真木も流石に慎重になったのか指の動きを止める。
「気のせいかなあ」
 子供達が去っていくのを音と気配で確認したあと、真木が小さく息を吐いた。
「……我慢できませんか」
「だって……」
「じゃあ」
 口を束縛していた手を外し、兵部のシャツを下からめくりあげる。シャツの正面の裾を兵部の口元に運んで真木は言う。
「これを銜えていて下さい」
「これ、ってな――」
 何、と言いたかったのだが、口の中に布が押しこまれて、言葉にはできなかった。
 よく見ると、兵部が銜えているのは自分のシャツそのものだった。そしてめくり上げられて露わになった胸に真木の舌が這う。
「ん、っ!」
 新たに与えられた別種の快感に、もう口の中のものを吐き出す余裕すらない。しかも肌を晒しているのは自分が服の裾を銜えているからなのだ。まるで、自分 から誘っているかのように見えるだろう。
「ぅ、ん――!」
 遠慮なくあちこちを吸われ、胸の突起を口に含むと転がすように舐め弄られて、与えられたのはけれど屈辱よりもはるかに大きな悦楽だった。なのに、せっか く快感にほろ酔いになったというのに、真木は兵部の中に入れていた指をするりと抜いてしまう。
「ウ……?」
 そして次の瞬間には指よりもさらに熱く猛ったものがあてがわれる。それが何かは、容易に想像がついた。
「!!」
 真木、と名を呼んだつもりだった。真木がこんなに急いだ挿入をしてくるとは思いもしなかったのだ。両手で真木の胸を突いてやめさせようともしたが、悦楽 に侵された兵部の熱っぽい手ではどうすることもできずに、真木が身体を進めてくる。
「すみません、少佐――とても、自分を保っていられない……!」
 苦渋に満ちた声で告げられたが、もはや慰めにもならない。
「んん――っ!!」
 常よりも遙かに早急な結合は、まだほんの僅かを挿れられただけで、予想以上の苦痛を兵部に与えた。苦しさで息ができない。涙だけが次から次へと溢れ出て きて、もはや真木の顔すらろくに見えない状態になってしまっている。
 そうこうしている間にも、真木の侵入は止まらない。真木のほうにも苦痛を与えているはずなのに、それ以上に逸る気持ちを抑えられないのだろう。
「ん、ぅ……っ!」
 最も太い部分をようやく飲み込んで、兵部は一息つく。快感と苦痛が同じ強さで身体を駆けめぐっていて、わけがわからない。
「少佐っ……!」
 真木が無意識にだろう、兵部の名を呼ぶ。
 何故だかそのたった一言が、とても愛おしく感じられた。
 そして真木が今まで以上に強く身体を進めてくると、兵部の身体にも変化が現れた。
「ん……ウ、んんっ」
 何度も繋がって馴染んだ真木の形に、兵部の身体がはしたなくも快感だけを追い始める。背中を大きな震えが走ると、繋がっているところから凄まじいまでの 快感が次々と押し寄せてくる。
「ん、うっ、ん…ンっ」
 当初は、承諾こそしたものの、自ら望んで開いたわけではない兵部の身体が真木を受け入れるのは困難に思えた。
 なのにふと気付いてみれば、いつも以上の快感に酔いどれて、泣き濡れてしまっている。自分の身体に翻弄されている。理性はもうどこにも残っておらず、そ れは真木も一緒のようだった。
「んっ、う、ウ、――っ」
 めちゃくちゃな律動。兵部の肌に爪を立てるかのようながむしゃらな愛撫に、熱い吐息が兵部を追いつめていく。逃れられない、逃れたいとも思わない。
 全て受け入れる。真木が今自分の中に確かに在るという喜びを。
「少佐っ――」
 真木が身を乗り出すようにして上体を下げてくる。兵部の口を塞いでいた布が取り払われる。
「やっ、駄目……真木っ、もうイく、いっちゃうっ」
「いってください」
 低く響く声に心が震えて、最後の階段を駆け上る。
「んっ、あ、あっ――!」
「少、佐っ」
 目の前が真っ白になるほどの快感に全身を仰け反らせて身を委ねると、真木の腹に兵部の欲望が打ちつけられる。
 それを確認した真木が、兵部の唇に自分の唇を重ね、舌を入れてぐちゃぐちゃにかき乱してくる。
「ん……真、木……っ」
「少佐――」
 貪るようなキスとともにひときわ深く穿たれたかと思うと、兵部の中にも真木の暖かい白濁が放たれる感触があった。

 兵部の姿は黒の学生服をきっちりと着こなして、完璧ではないが少なくとも情事の後には見えない。そのことにほっとしながら、真木は兵部とともに公園を通 りすぎて公道を歩く。
「大丈夫ですか。無理しなくても、クルーザーで待ってれば俺が買ってきますから」
「やだ、僕も行く」
 まただ。デジャヴを感じながらも真木はうつむきながら頷いた。
「わかりました……この公園からだと、どこが近いですかね」
「コンビニがあっちにあったと思ったけど」
「……やっぱり大丈夫じゃないじゃないですか、少佐。まっすぐ歩けてませんよ」
 さっきは兵部の接近により、昨日の夜の交わりを思い出してしまい、一応合意の上とはいえかなり強引に抱いてしまった。自分を律することのできなかった罪 悪感が真木を包んでいる。
「そんな顔しないで。僕も悦しんだんだから」
「え……?ああ!ええと、はい、……わかりました。でも、この手は放さないでくださいね」
 そう言うと、早朝とはいえ白昼だというのに真木が兵部の手を握ってくる。
「迷子になられたら困りますから」
 生真面目な顔で兵部の手を取り歩き出す真木の背中を見ながら、兵部はこっそりと思ったのだった。
 ――変な奴。自分の過去の行動を指摘されたらすぐ真っ赤になるくせに、こんなところで堂々と手を繋ぐのは平気だなんて。
「そういうとこも嫌いじゃないけど」
「何か言いました?」
「いや、別に」
 一瞬だけいぶかしげにこちらを見た真木だったが、また正面を向いて歩きだす。兵部の手を握る真木の手が温かい。いつの間にか大きく育った手のぬくもりに 導かれて歩くのは、行為の余韻と相まって、ふわふわと雲の上を歩くような心地がした。

                                      <終>



   ■あとがき■

 8/1 は801の日!ということで久しぶりのR18です。
 これも またジェネレーターのお題から、「早朝の公園」で登場人物が「手を繋ぐ」、「アイス」という単語を使ったお話を考えて下さい。 というものでした。
 が、ただアイスを買いに行くだけの短編の話だったのに、真木さんが大暴走の巻。どうしてこうなった。いやマジで。
 本当は少佐は赤城しぐれが好きとかそういう話になるはずだったんですが、こうなった以上はどうぞいただいてくださいませ。

                  written by Yokoyama(kari) of hyoubutter 2010.08.01